最終更新日 2025年4月29日
毎日利用するお風呂。
ただ身体を洗うだけでなく、ストレスを減らしてしっかり癒してくれ、心も身体も休ませてくれる、そんな空間になるようにしましょう。
充実したお風呂タイムを過ごせるようになるだけで、健康にも美容にも大きなよい影響があるでしょう。
ただ、デザイン面を重視するあまり開放的になりすぎたら返って旦那さんや子供はよくても奥さんが落ち着いて入れなくなってしまうので、リフォームする前に家族できちんと話し合いましょう。
お風呂は歳を取っても入ります。
窓を大きく取ったりもいいですが、冬場に浴室や脱衣所が冷え込むとヒートショックの危険性も出てきます。
裸で入る場所だけに水や石鹸で濡れた床で滑ったりした場合に服を着ているとき以上のダメージを受けることになります。
長く使い続けられるためにも床とお風呂場の段差や素材のすべりにくさなどにも気を配りましょう。
手すりもつけて立ち上がりやすくするというようなリフォームもおすすめです。
毎日利用する場、しかも裸で入って身体をきれいにするための空間だけに、常に清潔な状態が求められます。
お風呂といえばタイル張りでしたが最近は目地の掃除をしなくてすむパネル状のシステムバスが主流となっています。
排水溝も髪の毛やゴミが捨てやすい構造となっています。
毎日手入れしなければならず、しかも結構な体力が必要なお風呂掃除だけに、リフォームの機会に素材や構造にこだわって、よりお手入れしやすいものに変えるのもいいでしょう。
入浴中だけでなく入浴後のストレスも溜まらずに済みます。
一軒家ならまだしも、マンションで水周りのリフォームで水栓の位置も変えるとなるとかなり大掛かりな工事となり費用がかかります。
場合によっては規定でリフォームできない可能性もあるので、中古物件を購入してリノベーションして使用するという場合にはお風呂やキッチン・トイレの場所についてはしっかり考えてから選び出す必要があります。
納得のいくお風呂リフォームのために
家族が安心して使えるお風呂へとリフォームするためには、機能やデザインをよく選ぶことが大切です。
特に家族に高齢者がいる場合は、安全で使いやすい設計が求められます。
たとえば、手すりが要所に備えられていることは大切です。
高齢になってくると、足元が不安定になり、転びやすくなります。
足拭きマットのような薄いものにつまずくこともあります。ですから脱衣所はもちろん浴槽脇にも手すりは欠かせません。
では家族が多い場合はどのようなお風呂が理想的でしょうか。
十分な広さと収納が欠かせません。
家族が多いと、複数で入浴することもあり得ます。
場合によっては、シャワーや蛇口を複数設けることが必要です。
またリフォームでは湿気対策を十分する必要があります。
高温多湿の日本は、カビが発生しやすいため、十分な換気設備が必要です。
窓がない場合は特に湿気がこもりやすくなります。
カビが生えにくい材質を用いるなら掃除が簡単です。
このようにして、どんな感じにリフォームしたいかを、イメージしていくことが大切です。
家族とよく話し合いましょう。
その際、希望する条件を紙に書き出すことは助けになります。
また予算を決めることも大切です。
値段交渉に応じてくれる業者もあるので、複数の会社に見積もりを出してもらいましょう。
業者を選ぶ際は、評判が良く実績があり、良心的なところを利用しましょう。
値段の安さだけで選ぶと後悔することもあります。
また良くある質問として、工事中はどれほど立ち会えば良いかという点です。
あまり側にいるのも、監視しているような印象を与えることもあります。
とはいっても全てお任せして、立ち会わなかったため手抜きされたという例もあります。
ですから適度に様子を見ることは欠かせません。
また最近は業者にお茶出しをする必要がないところが増えています、とはいえ気持ち良く働いてもらうための気配りは欠かせません。
コミュニケーションしやすい雰囲気にしておくなら、何かあったときに助かります。