最終更新日 2025年4月29日
世界で一番多くの人が話す言語が中国語であることは周知のとおりで、その言語を話すのはお隣の中国を始め中華圏に属する国、例えば台湾、香港、シンガポール、マレーシアなどでも用いられています。
これらの国々だけでなく東南アジアには華僑が多く住んでいる地域、例えばインドネシアやタイなどでも華僑同士がコミュニケーションをとる場合は中国語を用いることが多いようです。
中国語の種類
一口に中国語と言っても北京語、上海語、広東語、台湾語や中国各地の方言があったり、また中国にはいろいろな民族が住んでいて、その民族固有の言語も存在しているのが現状です。
上海語と広東語を比べてみるとお互い外国語のようであり、上海人と広東人がそれぞれ自分たちが日常使用する言葉で話しても意思疎通ができません。
そこで他の省の中国人同士が話す時は、チャイニーズの標準語とされる北京語を用いて話すのです。
話し言葉がこのようですから書き言葉である翻訳も北京語を中心として行うのが普通です。
参考→テレビ番組中国語
台湾や香港では繁体字の漢字が使われる
中国の文字は簡体字つまり漢字を簡単にしたものが使われ、台湾や香港では繁体字の漢字が使われます。
日本人が簡体字を見ると理解できるのもありますが、中には見ても全然理解できないものも少なくありません。
中国語学習ではその言語の発音も日本人にとっては難しく、日本語にない発音も多いし北京語ではイントネーションが4つに分かれ、そのイントネーションの違いにより意味が異なる単語もあります。
学習の初期段階ではこの発音と簡体字の練習が必要となってきます。
将来中国語関係の翻訳の仕事に携わりたいなら
将来中国語関係の翻訳の仕事に携わりたいのなら日本で勉強すること以外に、できれば中国へ行って現地で生のチャイニーズに触れると翻訳の仕事をしていく上で有利なことがたくさんあります。
日本で学ぶのとは全然違ったことばが現地で学べ、同時に中国の風習や文化或いは中国人の考え方なども理解できるようになり大変有意義です。
元卓球選手の福原愛さんは幼い時から中国の東北部で卓球の練習をして流暢にチャイニーズを話し、しかもその話し方が中国の東北訛りが強いと評判です。
一生懸命に勉強すれば福原愛さんのようになることも可能で、その結果翻訳の腕前もすごいものになることは言うまでもありません。
まとめ
今後も仕事上でチャイニーズが必要とされる機会はますます多くなるので、その翻訳の仕事も増えることが予想されます。
まだチャイニーズの学習を始めていない人でも今から始めてみてはいかがでしょうか、どんなことでも学ぶのに遅すぎるということはないのです。